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アセットアロケーションとは

アセットアロケーションが投資の成果の約8割を決定する!?

アセットアロケーションが投資の成果の約8割を決定する」という研究成果があります。

アセットアロケーションとはなんのことでしょうか?
アセットアロケーションとは、株式、債権、為替など、それらの対象となる国への資産配分を決めることです。
先ほどの研究結果では、極端に言うとマーケットの売買のタイミングなどは無視したとしても、この「資産の配分比率の決定に最大のエネルギー(8割)を使う方がリターンが良い」というのです。


ちょっと信じられない話ですよね。
数学的な研究結果というのはモデルがありますから、モデルに当てはめ切れない現実世界では差異が出るのは当然ですが、8割というのはちょっと無視しきれない数値ですね。

さて、では良い資産配分とはどのような比率で配分することでしょうか。
"マネックス証券" でおなじみ、現株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長をつとめる内藤忍さんは、アセットアロケーションに関して様々な著書を執筆されていますが、その方をサンプルにしてみましょう。

■内藤さんの例(カッコ内は投資コストとなる信託報酬)

  1. 日本株 30% 日経225ノーロードオープン (0.80%)

  2. 日本債券 10% 個人向け国債 (債券なので信託報酬なし)

  3. 外国株 20% トヨタアセット (1.33%)

  4. 外国債券 20% 米ドルMMF (0.65%が上限)

  5. 流動性資産 20% MRF(直近で0.1093%)
いかがでしょうか?

内藤さんは、四半期毎に一度これらのバランスを見直し(リバランス)、利益確定や損切りを行っていらっしゃいます。
"マネックス証券"のセミナーで内藤さんからお話を聞いたことがありますが、この運用方法による投資成績は「それはもう自信をもって成功していると言えます!」とおっしゃっておりました。


資産を国内に投資するだけでは危険!

内藤さんの日本国内への資産配分は40%という結果でした。
これは理にかなった資産配分だと言えます。

日本国内の食料自給率は40%程度ですし、食料以外でも海外からの輸入品を多数消費しています。
2009年1月現在では、非常に円高(これを書いている時は1ドル88円でした)で、海外旅行が大盛況だったり、ブランド品の「円高還元セール」などが行われています。
ですが、これが大幅な円安になってしまうと、我々は日々の生活にも苦労しなければならなくなってしまうのです。
(国外からの留学生などがそのような状況になっています。ニュースなどで多数取り上げられていますね。)

そのリスクを回避するためには、外国為替や輸出型企業の株などに投資する必要があります。
自給率を加味した数値が、内藤さんのアセットアロケーションなんですね。


バランスファンドとどちらが有利!?

これらの分散投資は、"バランスファンド"という分散投資を目的としたファンドを買うことで実践することもできますが、バランスファンドを購入するよりも手数料が圧倒的に少ないことが特徴です。
コラム"コストを馬鹿にしてはいけない。"でも書きましたが、投資コスト(と税金)はリターンを最大2%程度押し下げますから、とても重要なことです。


ちょっと興味が出てきましたでしょうか?
次回は、このアセットアロケーションで資産運用をしていく方法を考えてみましょう。

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