生命保険のからくり
生命保険は無駄か!?
多くの方が何も疑問を持たずに加入している生命保険ですが、いったい年間いくら支払っていますか?
そもそも生命保険のからくりを知れば、保険料を払わずに自分で資金を運用した方が得なことに気づくはずです。
「生命保険は人生の中でマイホームの次に高い買い物」と言われています。
確かに通常何年間も払い続けることが多いため、その金額は大きなものでしょう。
この生命保険にかけている分を投資にまわすことができれば、ずいぶんと差が出そうだと思いませんか?
・・・できます!
と、その方法を教える前に・・・
まず、今回は導入として「多くの生命保険には無駄がある」ということを理解していただこうと思っています。
保険の仕組みとコスト
保険の仕組みは宝くじと同じです。
保険加入者が保険会社に支払ったお金を、不幸にして事故や病気で亡くなった一部の加入者に分配しているのです。
保険を金融商品の観点からみてみると、この宝くじが付いている分だけ他の金融商品に比べて割高になっています。
終身保険などの貯蓄型生命保険の保険料の内訳は、
- 経費部分
- 保険(宝くじ)部分
- 貯蓄(運用)部分
貯蓄型生命保険の予定利率というのは、保険料全額を元金とするのではなく、3番の貯蓄(運用)部分をある利率で運用してくれるというわけです。
3の運用部分を増やすと「養老保険」、2の部分を増やすと「死亡保険」や「医療保険」になります。
この運用利率ですが、最も高かったバブル期の予定利率でも5.5%です。
しかし、運用部分が私たちが支払っている保険料の半分しか運用部分に割り当てられていなければ、支払った保険料に対する実質的な利回りは半分の2.7%程度になってしまいます。
1番の経費部分は営業コストなどです。
これはいわゆる「保険のおばさん」の人件費なども含まれています。必然的にこの部分が大きくなるのはわかりますよね。
私の友人で「保険のおばさん」をやっている方の話ですと、「保険のおばさん」の成功報酬は、「飛行機の往復チケットを自腹で買って営業に行っても、一件取れれば運賃を余裕でペイできる」ほどあるそうです。
そんなコスト払いたくないですよね・・・。
逆に「保険のおばさん」コストを減らした保険が、共済系や通販系の保険になります。
「保険のおばさん」を置かない代わりに、コストを減らすことができるんですね。
よりコストの安い金融商品を
上記のコストのことを考えると、営業コストが多く含まれている(20%~40%と言われます)保険商品よりも、そのほかの金融商品で運用した方がお得だとも考えられます。
例えば株式投資で配当+キャピタルゲインを狙って堅い企業に投資すれば、利回り2.7%以上は難しい目標ではないと思います。
そう考えると、どの金融商品を選ぶかはともかくとして、「生命保険をやめて自分で運用した方が得だ」という結論に達してしまうのです。
コストの安い生命保険を、必要な分だけ選ぼう
まずは多くの生命保険にひそんでいるコストを理解していただきました。
決して「生命保険なんて絶対いらない!」と言っているわけではありません。
重要なのは「コストの安い生命保険を選ぶ」ということと、「必要な分だけ保険をかけよう」ということです。
お勧めの生命保険や、どういう基準で選んでいけば良いかを今後のコラムで解説していきます。

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